【2026年最新】自転車の手信号8選|青切符時代に押さえる「法定の合図」+安全・マナー5サイン
2026年4月から、自転車の交通違反に対する「青切符(反則金制度)」が本格的に導入されます。 これまで以上に「車道での正しいルール遵守」が求められる今、改めて重要視されているのが「手信号(合図)」です。
手信号は単なるマナーではなく、道路交通法で定められた「合図の義務」。 自分の身を守りつつ、周囲とのトラブルを防ぐための必須スキルを、プロの視点で分かりやすく解説します。
- 2026年は「守ってるつもり」より、周囲に“伝わる”走り方が重要
- まずは基本の合図を暗記(右折/左折/減速・停止など)=最低限の安全装備
- グループライドでは追加サインが、追突・ヒヤリを減らす
- 片手運転が怖い人は、声・準備・装備で安全に代替OK
目次
1. なぜ2026年の今、手信号が「義務」として重要なのか?
2026年の道路交通法改正により、自転車の取り締まりが厳格化されました。以下のポイントを理解しておきましょう。
- 安全運転義務の証拠: 手信号を適切に行うことは、周囲に予測可能性を与え、安全運転に努めている明確な意思表示になります。
- 事故時の過失割合: 万が一の接触事故の際、正しく合図を出していたかどうかは、過失割合の判断に大きく影響します。
- 青切符の回避: 信号無視や一時不停止と同様に、「進路変更の合図不履行」も取り締まりの対象となり得ます。
2. 【必須】法律で定められた基本の合図(進路変更・停止など)
ここで紹介するのは、道路交通法の「合図」に関わる基本動作です。 進路変更(右・左)や減速・停止など、周囲に自分の意思を伝える必要がある場面で使います。
いわゆる「手信号」は、教科書・啓発資料だと 右折/左折/(徐行・停止)のようにまとめて説明されることが多いです。
つまり「止まる」と「ゆっくり走る(減速)」は、法令上は同じカテゴリとして扱われがちです。
ただ、実際の公道やグループライドでは、「止まる」と「減速する」を“伝わるように”出し分けた方が安全な場面が多いので、本記事では「運用として」分けて解説しています。
① 右折(右への進路変更)
出し方: 右腕を水平に真横へ伸ばす。
タイミング: 右折の合図は、自転車の原則である二段階右折を前提に考えます。 具体的には、交差点の30m手前から合図を出し始め、左端に寄ったまま交差点を直進します。渡った先で向きを変え、新しい進行方向の信号が青になるのを待つ際も、合図を継続または再度出すのが理想的です。
ポイント: 自転車の右折は「二段階右折」が原則ですが、直進レーンから右端に寄る際や、交差点を渡った後の進路変更で必須です。
② 左折(左への進路変更)
出し方: 左折(左への進路変更)の合図は、道路交通法上2つの方法が認められています。
- パターンA: 左腕を水平に真横へ伸ばす
- パターンB: 右腕をひじから上に曲げ、手のひらを前(または外)に向けて上方向に示す
タイミング: 左折・進路変更をするおよそ30m手前から。
ポイント: 学校の交通安全教室などでは、パターンB(右腕を上に曲げる方法)を教わった記憶がある方も多いと思います。 これは「右手で合図を出した方がバランスを取りやすい」「安全に出しやすい」という考え方に基づいた指導です。
一方、実際の公道走行やサイクリングシーンでは、 進行方向が直感的に伝わりやすいパターンA(左腕を水平に出す方法)が使われる場面が多いのも事実です。
③ 停止(ストップ)
出し方: 右腕(または左腕)を斜め下へ下ろし、手のひらを後ろに向ける。
タイミング: 停止しようとする時。
ポイント: 急ブレーキは事故の元。手信号を出しながら緩やかに減速しましょう。
④ 減速(停止の合図を“伝わるように”使い分ける運用)
出し方: 腕を斜め下に下ろし、手のひらを上下に振る。
タイミング: 完全に止まるのではなく、これから速度を落としてゆっくり進む時。
ポイント: 教科書的には「徐行・停止」をまとめて扱う資料もありますが、 実際の公道やグループライドでは、止まるのか/減速で済むのかを後続が知りたい場面が多いです。 そのため本記事では、安全のために「停止」と「減速」を“伝わる形で”使い分ける方法として紹介します。
後続は「止まるのか/減速で済むのか」を知りたいので、意思表示が明確になるだけで追突リスクが下がります。
合図は原則「その行為が終わるまで」継続が求められます。
ただし自転車の場合、ハンドル操作に支障があるときは、合図を中断してもよいという考え方で運用されます。
実際の走行では、曲がり始める直前まで合図を出し、ハンドルを切る瞬間は両手でしっかり握る意識でOKです。
【保存版】安全を守る手信号8選:法定ルールから仲間のための気配りまで
2026年の青切符導入に備え、まずは「法定の合図(進路変更・減速/停止)」を完璧に。その上で、事故やトラブルを防ぐ「安全・マナーのサイン」をマスターしましょう。
1. 左折(左への進路変更)
【法定】左腕を水平に真横へ伸ばします。後続から見て、直感的に曲がる方向が伝わりやすい基本の合図です。
2. 右折(右への進路変更)
【法定】右腕を水平に真横へ伸ばします。二段階右折のために道路の左端へ寄る際や、交差点を直進した後に向きを変える際に行います。
3. 停止(ストップ)
【法定】右腕(または左腕)を斜め下に下ろし、手のひらを後ろに向けます。ブレーキをかける前に出すことで、後続車への追突を防止します。
ただし現場では、停止=掌を後ろに向けて“止まる意思”/減速=掌を上下に動かして“落とす意思”のように、伝わる形で出し分けた方が安全です。
4. お先にどうぞ(追い越し推奨)
【マナー】腕を体の横で前後に振ります。道が狭い場所や、速度差がある場合に「安全に追い越してOK」という意思をドライバーや仲間に伝えます。
5. 左に寄って
【安全】背中で手首を左(内側)へ振ります。路上駐車を避けた後や、走行位置を左に修正してほしい時に使います。
6. 右に寄って
【安全】背中で手首を右(外側)へ振ります。前方に障害物があり、進路を右側に膨らませる必要があることを後続に知らせます。
7. 障害物あり(路面注意)
【安全】人差し指で路面を指さします。穴、砂利、落下物など、踏むとパンクや転倒の恐れがある危険箇所をピンポイントで共有します。
8. 減速して(徐行)
【安全】手のひらを路面に向けて上下させます。下り坂や信号手前など、急ブレーキをかけるほどではないが、速度を抑えたい時に有効です。
4. 初心者が「片手運転が怖い」と感じた時の対処法
「手信号を出したいけれど、ハンドルから手を離すのが不安定で怖い」という方は無理をしないでください。安全が第一です。
- 「声」で伝える: 「右に曲がります!」「止まります!」と大きな声で周囲に知らせることも立派な意思表示です。
- 早めの準備: 余裕を持って十分に減速してから、数秒間だけサッと合図を出してハンドルに戻しましょう。
- 装備に頼る: 2026年現在、自転車用の「LEDウィンカー」や、ヘルメット連動型の方向指示器も普及しています。これらを活用するのも一つの手です。
5. まとめ:手信号は「思いやり」のコミュニケーション
手信号をマスターすることは、自分の身を守るだけでなく、ドライバーや歩行者への「思いやり」でもあります。
スマートに手信号を使いこなして、2026年の新しい自転車ライフを安全に楽しみましょう。
「自分の動きを周囲に予測させること」が、最大の事故予防になります。
よくある質問(FAQ)
参照・出典(青切符・自転車の交通ルールについて)
- 警察庁: 自転車の交通違反に対する交通反則通告制度について
- 政府広報オンライン: 自転車の交通ルールと反則金制度の見直し
- 警察庁: 道路交通法・交通安全に関する法令・通達
※本記事は、上記の公的機関が公表している情報をもとに一般的な理解を目的として作成しています。実際の運用や判断は、地域・状況・時期によって異なる場合があります。
